西宮一麦教会のあゆみ
西宮一麦教会は、一麦寮(上写真)にて、第二次世界大戦直後の日曜日に吉田源治郎牧師と一人の信徒の祈りによって始まりました。
混乱が冷めやらぬ中、礼拝が捧げられるようになり1947年2月12日に日本基督教団の教会として承認され、同年3月17日が教会創立の日として定められました。
西宮一麦教会の出発点になった一麦寮は、賀川豊彦氏により開校された日本農民福音学校のために建てられたものです。
その後、一麦寮の隣には託児施設が設けられ、これが一麦保育園の前身になりました。
現在、西宮一麦教会と一麦保育園が建てられている土地は、賀川豊彦氏のベストセラー小説「一粒の麦」の印税収入によって購入されたものです。
この賀川豊彦氏の福音宣教と社会奉仕の精神を受け継いで、西宮一麦教会と一麦保育園(社会福祉法人イエス団)は全一麦としての歩みを続けています。
平日は、朝から夜まで園児たちの元気な声が溢れていますが、日曜日の朝が訪れれば、そこは優しい静けさに包まれます。