2020年12月27日主日礼拝説教

《 主が輝き出でる 》

イザヤ書   60:1〜7

起きよ、光を放て、あなたを照らす光は登り、

主の栄光は、あなたの上に輝く。

見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる。

しかし、あなたの上には主が輝き出で、

主の栄光があなたの上に現れる。

国々はあなたを照らす光に向かい、

王たちは差し出でるその輝きに向かって歩む。

目を上げて見渡すがよい。

みな集い、あなたのもとに来る。

息子たちは遠くから、

娘たちは抱かれて、進んで来る。

その時、あなたは畏れつつも喜びに輝き、

おののきつつも心は晴れやかになる。

(イザヤ書60:1-7)

主の光に照らされて、2020年最後の主の日を迎えました。主の光が、私たちを照らしています。この一年を振り返る時に、喜びと期待に胸を膨らませる時がありました。不安になる日がありました。計画変更をさせられることがありました。孤独な日がありました。巣篭もり生活で新しいことにチャレンジすることもあったでしょう。今まで当たり前だと思っていたことのありがたさに気づいたこともありました。先行きの見えない社会の動きに戸惑うこともありました。主は、このわたしたちにスポットを当てられます。私たちが今年経験したことは、私たちに光を当てるのです。苦しみの中にあり、混迷を極めている。希望が持てない、この私たちに主は光を当てられるのです。

神さまは、神の民にいつも光を当てています。順境の時も逆境の時も、神さまは神の民イスラエルに光を当てています。神さまからは、この民のことがよく見えています。傷ついていることも、困っていることも、周りの状況が変化しても、思ったようには回復しないことも、神さまは知っておられます。

そして、このわたしたちに、栄光をお示しになられました。神の勝利と神の素晴らしさが、最もはっきりとあらわされたのは、イエス・キリストの十字架でした。主イエス・キリストは、十字架にかかられてよみがえるために、この世にお生まれになりました。主イエスの苦しみがなければ、わたしたちには、神さまの恵みと愛は分からなかったでしょう。

わたしたちを照らしているその主のもとに、向かって歩み始めるのです。わたしたちは、光の方に向かって歩みます。主がわたしたちを照らしていてくださるので、わたしたちは光に向かって歩みます。主がわたしたちを照らしてくださるので、闇の夜に生きる人たちも、光に向かって歩むことができます。散らされて、孤独に過ごしているものたちも、主がその腕に抱きかかえて、集めてくださいます。 飼い葉桶に身を置き、やがて十字架にかかって命をささげてくださるイエス・キリストは、闇の中に今日も光り輝き、わたしたちを照らしておられます。

《祈り》

光の主イエス・キリストの父なる神さま。この一年もあなたの光でわたしたちの歩みを照らしてくださいました。わたしたちの欠けも弱さも、喜びも悲しみも、あなたに照らされていますので、あなたにはよくお見えになるでしょう。闇に覆われてしまって、眠っているものたちに朝日のごとく光を当てて、目覚めさせ元気を与えてください。新しい一年は、少しでも光に近づく歩みをさせてください。主の御名によってお祈りします。アーメン

 (2020年12月27日 歳晩礼拝 橋本いずみ)